厚生労働省では11月を「過労死等防止啓発月間」と定め、各種啓発活動を行っています。「過労死」とは、業務における過重な負荷による脳・心臓疾患や、業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする死亡や、これらの疾患をいいます。
先日、同省から公表された「令和6年版過労死等防止対策白書」によると、過労死等事案による労災請求・支給決定件数は増加傾向にあり、令和5年度の脳・心臓疾患は216件(前年度194件)で、うち死亡は58件(同54件)、精神障害は883件(同710件)で、うち自殺(未遂を含む)は79件(同67件)となりました。
平成26年に過労死等防止対策推進法が成立して以降、働き方改革等の取組が進められた結果、長時間労働の雇用者割合は減少し、年次有給休暇取得率は増加するなど、一定の成果がみられています。
その一方で、職場におけるメンタルヘルス対策やハラスメント防止対策の重要性は増しています。この機会に、職場環境の見直しを行ってみるのもよいでしょう。同省の特設サイトでは、過労死防止のための取り組みや相談窓口についての情報、各種パンフレット等が公表されています。
<参考リンク>
厚生労働省 過労死等防止に関する特設サイト
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/karoushizero/index.html

